伝統の萬古焼と町工場の精密技術が融合 進化した万能土鍋
土鍋の産地から生まれた大ヒット鍋
三重県四日市市は土鍋の国内シェア約8割を占める萬古焼の産地。この町から生まれ、全国から注文が舞い込む大ヒット商品がMOLATURA(モラトゥーラ)の「ベストポット」です。マットな質感で、そのまま食卓に出してもおしゃれなデザイン。「無水」「蓄熱」「時短」をすべて叶える万能鍋です。
ほったらかしで料理ができる“蓄熱調理”
「ベストポット」の一番の特徴は“蓄熱調理”。例えばごはんなら10分程度火にかけて、沸騰したら火を消すだけ。あとは余熱で調理ができ、ガス代も抑えられます。炊きあがったごはんは一粒一粒のうまみが際立ち、ふっくらもっちり…口に入れた瞬間、甘みとうまみが広がります。他にもカレーやシチュー、煮込み料理など、火加減や煮込み時間を気にすることなく、手間なくおいしい料理が作れます。
“削り”のプロ 町工場の技術が結集
手掛けたのは四日市の工業団地の一角にある「中村製作所」。宇宙ロケットの部品加工にも携わる会社で、工場に大きく掲げられているのは「空気以外なんでも削ります」というモットー。社長の山添さんが「町工場の技術を生かして全国に誇れる三重ブランドを作りたい」という想いから、新ブランド「MOLATURA」を設立。イタリア語で「削り出し」を意味する言葉で、文字通り高度な“削り”の技術が生かされています。
萬古焼の特性を生かした特殊なフォルム
鍋の本体に使われているのは蓄熱性が高い萬古焼の土鍋。さらに断面を見てみると、特殊な形状のハガマが鍋の底のまわりに覆いかぶさるように作られています。このハガマと鍋の間にできる空気層にたまる熱によって土鍋の蓄熱性能をさらに高めているのです。
1000分の1ミリの高精度な切削技術
ずっしりした鉄鋳物の蓋で気密性を高め、素材のうまみと水分を循環させる無水調理が可能に。鍋と蓋の接合部分を削ることで、さらに密閉性を高めています。割れやすい陶器の鍋を削るのはとても難しく、1000分の1ミリの誤差を保証する高精度な“削り”がなせる技です。
萬古焼の伝統を進化させて受け継ぐ
近年、高齢化が進み廃業する会社も増えているという萬古焼。「その伝統を受け継ぎ、伝えていくのが使命」と語る山添社長。ベストポットに続き新しく開発したのが「レンジスター」です。電子レンジやオーブントースターで多彩な調理が楽しめるアイテム。伝統的な萬古焼を現代のライフスタイルに合わせて進化させた新しい調理器具です。
蓄熱調理を可能にする4つの特徴
【土鍋】 三重県四日市市の伝統工芸品「萬古焼」を本体に採用。熱伝導率が低く、蓄熱性が高い素材です。 【鉄鋳物の蓋】 鉄鋳物の蓋の重みにより気密性を高めることで、素材のうまみを含んだ蒸気を循環させて、熱を逃がさず、蓄熱・無水調理ができます。また蓋の裏側にある凸凹がうまみを含んだ水分を効率よく鍋へ戻します。 【ハガマヒーター】 特長的なハガマの形状に加え、温められる鍋の底、空気層にたまる熱、3つの作用により熱を保持する設計です。 【切削技術】 航空宇宙産業の部品加工にも携わる1000分の1mmの誤差を保証する高精度技術で、鍋と蓋の接合部分を削り、隙間をなくすことで素材の味わいを逃さず無水調理が可能です。
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