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伊自良大実柿を未来へつなぎたい
世界でも岐阜県山県市伊自良地区にしか存在しない「伊自良大実柿」は400年以上の歴史を持ち、この地区では古くから干し柿づくりが盛んに行われてきました。しかし、人口減少や生産者の高齢化に伴い、毎年その生産量が減っているといいます。「柿BUSHI」代表の加藤慶さんは「伊自良大実柿を未来につなぎたい」と2016年に山県市に移住。普段は柿渋染めを生業に、毎年秋になると、地元の農家の方が丹精込めてつくった干し柿の販売を行っています。
子孫繁栄の願いが込められた縁起物
干し柿作りは全てが丁寧な手仕事によるもの。収穫した柿は一つ一つ専用の道具で皮をむきます。通常、干し柿はヘタの部分に糸を結んで干すのが一般的ですが、伊自良大実柿はヘタの部分が傷みやすいため、竹串に3つ並べて刺します。これが「親・子・孫」を表し、子孫繁栄の願いが込められていて、地元ではお正月の縁起物として食べるのが昔からの習わしです。
里山の風景を彩る夕焼け色のカーテン
11月の中旬を過ぎると生産者の軒先では串に刺された柿が吊るされます。色付いた柿が連なる様はまるで夕焼け色のカーテンのよう。この美しい風景が里山に晩秋を告げる風物詩になっています。
糖度60度以上 甘みが凝縮された幻の干し柿
天日で20日間ほどで干すと、およそ7センチの実が5センチほどに。冷たい空気と天日で甘みが凝縮され、あめ色に輝く干し柿ができあがります。その糖度は60度以上。"幻の干し柿"とも呼ばれ、一口かじれば、もちっとした心地よい食感に芳醇な柿の味わい、ギュッと凝縮された甘みが広がります。丁寧な手仕事と太陽の恵み、伊自良の大地が生み出した、守るべき地元の宝物です。
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柿BUSHI
幻の柿と伝統を守り、未来につなげたい
世界でも岐阜県山県市に千本ほどしかない「伊自良大実柿」を守りたいと、伝統の干し柿づくりを続ける「柿BUSHI」。工房では柿渋染めの商品の販売をはじめ、柿渋染め体験ができます。毎年晩秋の期間限定で販売される「伊自良大実柿」の干し柿はこの時期だけの貴重な逸品です。数量限定につき、お早めにお求めください。
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