何度も食べたくなる 記憶に残るチーズケーキ

名古屋で長年愛される 街の洋菓子店

名古屋市西区にある「シャンティーヒラノ」は昭和47年に創業、地元の人に愛される街の洋菓子店です。中でも、看板商品として評判なのが「窯出しチーズケーキ」。ふっくら黄金色の焼き目に、しっとりクリーミーなチーズの風味、何度でも食べたくなるチーズケーキです。

誰でも気軽に食べてほしい　特別で手軽なケーキ

考案したのはオーナーパティシエの平野庄造さん。和菓子店に銘菓があるように「シャンティーだったらチーズケーキ」と言われるものを目指して、さまざまな試行錯誤を繰り返し、現在の形が完成しました。大きなホールケーキではなく1人分が紙のカップに入っているので手軽に食べやすく、手土産にも重宝されています。　

極上の味を生み出す 職人の情熱と繊細な手仕事

風味とコク、なめらかさ。全てを完璧に仕上げるためには長年の勘と経験が必要です。クリームチーズはフランス産に国産を少し合わせて爽やかに。カスタードクリームとメレンゲを加えるタイミングを逆算し、すべての作業を同時進行で行うため繊細な気配りが欠かせません。

しっとりなめらか 最高の口当たりの秘密は「湯煎焼き」

シュワッと軽く、しっとりなめらかな口当たりの秘密は「湯煎焼き」。生地を入れたカップを天板に並べ、水を張ったトレーに重ね、蒸気を出しながら焼き上げることで、熱のあたりがやわらかくなり、つややかな焼き目に仕上がります。オーブンの庫内でも場所によって微妙に温度が異なるため、何度も天板を入れ替え、焼き加減を見ながら40分つきっきり。細やかな心配りと熟練の技があってこそ作れる極上の逸品です。